【技術書感想】Software Design 2021年2月

本感想

感想

Web API

メインテーマは「Web API」でした。
APIとはどういったものか、なぜ公開されているのかというのも取り扱っていました。
APIがピンと来ていない方に良いかもです。

基本的な設計方針(REST)もありました。


このあたりで設計ミスがあると、想定外のデータを消してしまったり受け入れてしまったりするので、解説があるのがとても助かります。


ちょこっとCORSにも触れられているのも良いなと思いました。

少し前にGraphQLを調べた時に見た、GraphQLが生まれた理由みたいなこともありました。


「利用者と開発者で思考が違うから、欲しいデータが取れるようにGraphQLはつくられた」というのを見て、その時は「へ~でも文法むずいね」くらいにしか思わなかったんですが、思想としては大切なものだったようですね。

最近はサーバレス関連やAPIの活用もあって、ハント側での記事もAPIの取り扱いが増えてきています。
ここに来て雑誌で取り扱うということは、これからのWebはAPIがメインテーマになる、ということなんでしょうか。
(既に来ている感もありますが)

表紙にデカデカと「入門」と書いてあるだけあって、よくわからない人でも一通りはわかるような感じになっていました。
実際、ざっとわかることができてとても助かりましたし、面白かったです。

システム監視

私も監視と24/365の監視というわけではないですが、軽くインシデント対応などの仕事をしていたことがありました。

そのときのことを思い出して、懐かしいな~と思いました。
取り上げられるときは大体「やってみると楽しいからやろう!」みたいな印象が多いのですが、今回はインシデント対応のつらいところも書いてありました。

またもや懐かしさを感じながら、やっぱ合わなかったんだな~と思いました。

チームで仕事をする

このテーマは私の直近の課題だと感じていて、どうしたものかなと考えていたものでした。


確かに、取り上げられている内容は納得感がありました。

全体的に「発言しやすい環境をつくる」ということだと読み解きましたが、それを作るのはなんとも難しいものです。


上から下だけではいけないのは身を持って体感したので、相互に雰囲気や環境を作れるように少しずつ変えていかなければならないのかなという思いもあります。

脆弱性をふさぐ

まさかのガチハントのテーマ。
curlのCVEのwrite upみたいなものでした。

私がCVE検証ブログを書きたいな~と思っていることが完璧に形になっているという印象を受けました。
警察を気にせずにこういう検証を書けるのは良いなと思いました。

サンプルとして非常にありがたかったので、フォーマットや深堀り方を参考にしようと思います。
いろいろと怖いものがあるので、mediumで英語で書くと思います。

まとめ

APIがアツい!

終わりに

技術書感想記事を書こうとすると、ひたすらと技術書を読むようになるということに気づきました。

無理に理解しようとせず、今の自分で理解して感想をかけるところをひたすら書く感じです。
その方針もあってか、感想をかけない技術書もあります。
感想をかけない技術書は今の自分に合ってないんだなと割り切りができるので、ある意味助かってます。

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