Software Design 2021年4月号を読んだので感想や思ったことなどです。
気になったトピック
目標設定
私が一番印象に残ったのは「目標設定」のトピックです。
いきなり以下のタイトルから始まりました。
「目標設定」はノルマや評価のためのものじゃない
誰かに言ってほしかったことナンバーワンといっても過言じゃない言葉です。
記事内にもあったように、どの会社でも目標設定は憂鬱だったというのを聞きました。
私もそんなに好きじゃないです。
また、目標設定して良かったかと言われると、別にそうじゃないなという気持ちがあります。
会社で立てた目標設定はいわゆる「評価」のためだけだったので、本当に必要な目標設定は個人で立てていました。
記事は3~4ページで短いものでしたが、内容は「これまでおかしいな?」と思っていたことに対して問いかけるものだったので、ワクワクしてきてしまいました。
技術雑誌を買ったのですが、技術以外のトピックが一番気になるとは思ってもいませんでした。
良いトピックでした。
脆弱性の防ぎ方
私の業界的に気になるトピックです。
脆弱性の紹介の仕方としてとても参考になるので、ブログ書く時にフォーマットなどを参考にしようかとも思っています。
今回の脆弱性は競合状態(race condition)でした。
並列処理が意図しない結果となる脆弱性です。
最近だと、Miscrosoftのバグバウンティで50000ドルとなったものが近いのかなと思います。
脆弱性の説明としては、wgetが使われていました。
wgetに競合状態の脆弱性があることすら知らなかったです。
見つけた人はなんで調べようと思ったんでしょうか。
どんな議論があってどう修正されたかわかるのが良いですね。
個人的に競合状態は使ってこなかったので、調べる良い機会になりました。
プログラミングコンテスト
ニュースでやったり、雑誌に載ったりとプログラミングコンテストが広まってきていますね。
プログラミングブームの影響でしょうか。
知っている人が楽しんでいるという印象だったのですが、時間が経つとともに広まっていく様は時代の流れを感じます。
CTFも合わせて紹介されていましたので、プログラミングコンテストとCTFは一般化していく流れなのでしょうか。
学校で「趣味はCTF!」が通用するようになってくると面白いなあと思ってしまいます。
一方、私自身は競争が苦手なのと、「プログラミング」自体を学ぶことが苦手なのでやっていません。
同様にCTFも性格上向いていないのか続けられません。
流行りに乗れないのは悲しいですが、差別化していると受け取って生きていきます。
軽く感想
TCPの仕組みを知ろう
RustでTCPを実装して仕組みを知ろうというものでした。
OS自作本など、低レイヤのものを実装して仕組みを調べてみるというのが好きです。
というか、理論だけじゃわかりにくいです。
ソースコードも解説もあるのがありがたいです。
全く意識して無かったので、棚ボタ的なラッキーでした。
エンジニアだからできる社会貢献
今回は震災を踏まえたことや、地域コミュニティに関して触れられていました。
このトピックを読んでいて、「面白い!」という気持ちが強かったです。
どんな技術があると面白いというよりかは、技術をどう使ったら人の役に立つかというのを考えたほうが面白い人のようです。
アナログからデジタルへとか、震災支援などでは持っている技術は約に立たないかもしれませんが、セキュリティ分野や金銭支援などはやっていけたらいいなと思いました。
おわりに
大きく取り上げられていたトピックには全く触れないという結果になりました。
幅広い分野を取り扱っているので仕方ないですね。
ストレングスファインダーをやっていたからか、人の活動みたいなトピックに注目していたような気がしました。
いろんな活動がつながっているような感じがして面白いですね。
少なからず得られるものはあると思うので、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
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