教育の失敗と得たこと

何年か社会人をやっていて、人に教える機会は何度かありました。

やるたびに試行錯誤をしていて、当然失敗や得たこともあるので、それを忘れないように残しておこうと思います。

全体的な結論

全体的にまとめてみると「相手の立場になって物事を考える」です。

相手のレベルに合わせていなかった

教える内容が「相手がわかるように」ではなく、「自分が話したいこと」になってしまっていました。

気持ちよくなって話していましたが、相手には伝わっていませんでした。

しかも、教えてもらっている側は辛かったようであり、後輩であるがゆえに言い出しにくかったそうです。
大変申し訳無いなと思いました。

この失敗で得たことは「相手の求めるものを考える」です。

しばらくは「どうやったら相手に伝わるか?」を考えていましたが、「相手は何を求めているか?」を考えたほうが手っ取り早かったです。

私が脆弱性診断のOJTをする際は、脆弱性のことをどう教えるかを考えてやるより、脆弱性を悪用した際の影響度を大げさに話したほうがスムーズに進みました。

「なぜこの作業をやるか」を説明していなかった

プロジェクトのリーダーをやった際、メンバーに作業の依頼だけをしたことがありました。

そうしたら、私の意図とメンバーの意図が異なり、作業に漏れが発生してやり直すことになってしまいました。

最初は「何やってるんだ!?」と思ってイライラしましたが、よくよく話を聞いてみると、私が曖昧な指示をしていました。

また、メンバーだからと作業手順だけの説明しかせず、意図を説明していませんでした。

言い訳をすると、私の上司はこのパターンが多かったので真似したのですが、普通に失敗しました。

この失敗で得たことは「相手に合わせて意図を説明する」です。

意図を説明するのは大切でした。

説明するのはめんどくさいし時間もかかるので、省きたくなるときもあります。

ですが、私は極力省かないようにしています。

何気ない作業でも、意図がわかっていれば工夫の余地もあるし、目的もわかるので楽しさも出てきます(逆に知ってしまったからつまらなくなることもあります)

メンバーが失敗した際、失敗した理由を決めつけていた

またプロジェクトのリーダーをやった際のことです。

メンバーが失敗した際、私も失敗したことがある内容だったので、「多分これだろう」と想像して話を聞いていました。

おそらく会話にも出ていたのか、トラブルシューティングが進みませんでした。

一回その場を切って、まっさらな状態で聞き直してみたところ、違う失敗だということが判明しました。

決めつけてしまっていたせいで、いくらかの時間の無駄と、メンバーを不安にさせてしまいました。

この失敗で得たことは「相手の話をよく聞く」です。

相手の話を聞いているようでも、ある程度内容を予想してしまっている時点で、話は聞けていないのだと感じました。

話の聞き方も、ぼけっとして聞いていれば良いわけではないので難しいです。

自分自身の「話を聞く」という目的を達成しようとするより、相手の立場になって「物事を解決する」ようにしたほうが良さげでした。

この結果は仮説として持って実践しているのですが、尋常ではなく難しいです。

自分自身への負担もすごいので、相手と自分のケアを同時にしなければなりません。
どういうことだ。。。

おわりに

教育の失敗と得たことでした。

どれもが個人的な経験から得たものでした。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がありますが、もうちょっと他の人の体験談などを聞いてみても良かったかなと思いました。

私の経験も、他の「賢者」の方の助けとなりましたら幸いです。

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この記事を書いた人
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