葬送のフリーレン1~6(漫画)
ずっと欲しい欲しいと思っていた漫画です。
漫画を読まずにはいられなくなってきたので思い切って買いました。
ノスタルジックというか、一歩引いたような目線で語られる物語は心にド直球で貫いてきます。
「これだよこれ!」ってのが溢れてきます。
これから5年くらいは、疲れてきたらこの本を読んでリラックスするというのができます。
あ~、時間気にせずゆっくり旅とかしてみたい。
転生がうんたらとかスキルがうんたらとかが出てこないのも良いですね。
その着せ替え人形は恋をする 6~8 (漫画)
これも同じく、漫画を制限していたけど我慢できなかったシリーズです。
この作品は主人公が純粋でリアクションが面白いのが良いですよね。
王道からちょっとずれていることに成功している感じで、読みやすさと意外性が同居している気がします。
6巻は、誰にでもよくあるような体験が客観的事実から否定されている描写があり、すごく共感できました。
一人から言われたことを「みんなからそう思われている」と思ってしまう現象です。
こんな共感するなら、心理学としてなにか名前が付いてるんだろうな~って思いました。
ダレン・シャン1~12(漫画)
職場の人とダレン・シャンについて話す機会があって、漫画版を一気に買いました。
リアルタイムでサンデーで読んでましたが、読み返すと思い出とは結構違うなって思いました。
ハーキャットの正体のエピソードとか、「ハーキャットに正体とかそういうのあんの!?」って感じでした。
1巻ごとに期待を良い意味で裏切られる展開で、全く飽きさせないままシリーズが完結したなって印象です。
完成度が最強すぎて、一生読みそうです。
カルト宗教信じてました (コミックエッセイ)
kindle unlimitedで読みました。
宗教とか、信じる力って怖いな~って感じです。
サピエンス全史(動画で見た)によると、この宗教とかフィクションを作って信じる力があったからこそ今の人間はあるって話でしたが、良い面もある中で悪い面もあるなって印象です。
私はどちらかというと科学を信仰するタイプなので、科学を否定されたらこの本の人物みたいに「なんでそんなこというの!!!」って高圧的になってしまうかもしれません笑
最貧困女子(実用書)
kindle unlimitedで読みました。
だいぶ前から読んでいて、この本だけで記事1つ書きたいな~って思ってましたがそのチャンスは逃しました。
いわゆる現代のアンダーグラウンド的な話です。
この本を読んでから幸せの基準がだいぶ下がった気がします。
とりあえず家に住めて仕事できて本読んでご飯食べらられて友人と楽しく住めればおっけーです。
「副業でも大成功!」や「価値ある人に!」みたいなのはすっとんでいきました。
「ケーキの切れない非行少年たち」もそうでしたが、この類の本は読んでおいたほうが良いと思いました。
スマホ脳(実用書)
結構有名なのでブックオフで買って読みました。
現代はスマホ(SNSとか動画とか)に支配されているという話。
そもそも狩猟時代の名残からギャンブル(行動の結果、大きく得るか得られないか決まるもの)が好きだ~って話から始まり、現代はそれを利用して様々なサービスが展開されている~ってつながっていました。
確かにTwitterを見る前とかは謎のワクワク感がありますが、見てみるとどうってことはなかったりします。
「Twitterを定期的に見てよかった~!」って思うことは2、3ヶ月に1回くらいなので、定期的に見る必要は本当に無い気はします。
こういう本を読んで現実を認識しないと、サービス提供側に本能を利用されているというのは恐ろしい話です。
流星のロックマン (ゲーム)
引っ越すときに出てきたので久々にやりました。
ゲームが出た当初からやっていたので、やるのは10年ぶりくらいです。
ストーリーのテーマが「心の隙間」なので、ほとんどのストーリー展開が重いです。
「自分の居場所を失うのが怖い」、「裏切りが怖い」、「相容れないものを受け入れなくてはならない」など共感しないほうが難しいようなテーマです。
ゲーム上だとそれぞれが心(テーマ的にはキズナ?)で克服していましたが、現実だとそもそも課題として認識するのが難しそうですよね。
ゲームでさえ、FM星人に乗っ取られるというきっかけがなければ表面化してきませんでしたし、この点が大きくネックになりそうです。
いやしかし、非常に面白かった・・・
全体的な感想
ドカン!とインパクトが強かったり根性論で押し通したりするような作品は関わるのが少なくなってきたな~って感じです。
少年漫画や根性スポーツものはどうも少ないですね。
今回書かなかった「もういっぽん!」とかは仲間内で楽しみながらなるべく上を目指すっていうスポーツものだったので楽しく読めましたが、「厳しい合宿と試練を乗り越えていざ日本一!」ってのはもういいです。
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