世界史の入門としてちょうどよかった。同志少女よ、敵を撃て感想

※ネタバレ要素あり

すごくすごく久々に一般小説を読んだ。

感想としては、すごーーく濃密!でもハードルが高いって感じではなかった。

フィクションでありつつも、現実世界の出来事や人物が出てきているから、読んでる途中に歴史を調べていて、読み終わるまでに一ヶ月かかってしまった。

第二次世界大戦の様子は「はだしのゲン」や「アドルフにつぐ」とかのドイツ、日本でしか知らなかったので、ソ連サイドでみるのは新鮮だった。

第二次ではないが、「幼女戦記」も読んでいる途中で、こちらはドイツをモチーフにしているからなんか頭がこんがらがりそうだった。

ちなみにUnlimitedで「日露戦争物語」も読んでいる。もう何がなんやら・・・

この本はタイトルに「敵を撃て」って入ってるし、第二次が舞台だし、第一章で酷いことになってるしで「そりゃ敵いるよなぁ」って思っていた。

ラストの「敵」は想像していなかったので、結構衝撃的だった。

後、国レベルで上層と現場は噛み合っていないんだなって思った。

会社でよく「上は何考えてこの作業作ってんのかようわからんな」ってのが多いけど、まさか戦争とかでも起きるとは思っていなかった。

頑張ったらこの辺良くなるのかなと思ったけど、もう根本的に縦割り組織の問題っぽい・・・

諦めて適当に過ごすのが吉そう。

ラストでも名前が上がっていたが、「戦争は女の顔をしていない」を思い出した。

結局はこれで語られていることが問題であり、この本もそこをメインテーマにしているんだろうな・・・って思った。

この本をきっかけとして、一般小説や歴史に興味が出てしまった。

歴史、おもろいなぁ

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