アンデルセンにて


アンデルセンのイートインコーナーから。
私はサンドイッチを食べたが、オーソドックスで美味しかった。
特に、卵ときゅうりの相性がよい。またいきたい
全体感想
ほっこりする小説だった。
この本読んでると、自分も誠実に生きていかないとなぁと思わされる。
王国がどうこうは正直あまり頭に入ってこなかった。
のんびりとリラックスできる、とてもいい小説。
巻別感想
VSアースドラゴン 1巻
最初の印象は、若い女の子と一緒にいる系のスローライフ強い系。
予想は大きくずれず、武力や生活に困る様子は無く進んでいく。
大事そうな人間の思惑に対しては、魔法で色が分けられるため大まかにわかる。ずるい。
「誠実に生きる人にはいいことがあってほしい」という思いが伝わるような気がする。
VS王族 2巻
王族との戦いの巻。
この巻は主人公ディアスの凄さを強調を補足する巻かなという印象を受けた。
あまり何かが起こったという印象を受けない・・・
VSウィンドドラゴン 3巻
VSウィンドドラゴンの巻。
この巻が今のところ一番好きかもしれない。
アルナーの兄貴としてゾルグが出てくる。
それはもうボロクソ言われながら登場してくるのだが、最後の方のゾルグの言葉が胸にきた。
……努力してもどうにもならないことで見下されて馬鹿にされて、俺は今でも自分が惨めでしょうがねぇよ。魔力のことで俺を馬鹿にしないでいてくれるのは、アルナーとあの女だけだったんだがなぁ……
領民0人スタートの辺境領主様 III ゾルグ
この時代、この場所は生き抜くのに必死なため、個人の特性が尊重されることは少ない。
そのため、生まれつきのものでどうにもならなく、居場所がないゾルグはそれを馬鹿にしなかった外部の女性に騙され、お金を使ってしまった。
それをアルナーに怒られて(愛のある叱り)今に至るという感じだった。
現状の背景を考えると仕方ないとは思うが、族全体の問題だよなぁ・・・と思う。
これをしでかした根本原因は、「努力してもどうにもならないことで見下されて馬鹿に」した人たちであり、それを許した族だからだ。
これは現実世界でもリンクすることだったので、この辺りはずしっときた。
こういう、個人でどうにもならないことは個人に背負わせるべきではない。
環境との戦い、暮らし 4巻
冬の準備や警備を固めていたという印象の巻。
やはり集落は冬が大変そうだなぁと・・・
裏で王国事情がグダグダとしているようだが、ここの王国はかなり事情が悪い。
オーバーロードの王国とかよりも酷い気がする。
VSフレイムドラゴン 5巻
フレイムドラゴンを倒す巻。
ここでディアスが斧や杖を使える理由が出る。
魔力がそう使われるのはおもろい。
カードで言うと、バニラ専用の装備やスキルみたいなものか?
魔法耐性がないから、ゲームだとそこは悩みどころ。物理受けだろうなぁ
ディアス過去編 6巻
冬の間の暇つぶしとして、ディアスの過去が語られる。
帝国の砦を攻める際のことが語られるが、戦略力とディアスの力だなぁ・・・って感じがした。
個人的にいいなあと思ったのは、準備にしっかり時間をかけることと、後処理にもしっかり時間をかけること。
前後に時間をかけることが結果を出すには大事だというのが実践ベースで語られたような気がした。
自分自身が付け焼き刃で色々やることが多かったので、もうちょっとゆっくり状況を見据えないとなぁ・・・って思った。
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