私のキャリアとかインタビューでまぁまぁ聞かれるのでメモした。
一応結論としては、何か技術力が大切なわけではないと思ったというところ。
小学生時代
天才ハッカーのエピソードであるような「父親のパソコンをつかってプログラムをしていたんだ!」ってなはない。
普通に漫画を読んだりゲームをしたりそとでどろけーしたりしていた。
このころにポケモンやロックマンエグゼを履修した。面白かったなぁ…
中学生時代
剣道部に入ったため、部活に悩殺された。
ブラック部活だったので、ガンガンに練習を詰め込まれて将来とか勉強とかじゃなかった。
みんなお利口さんで偏差値を高めるのに勤しんでいた学校だった。
だから、規則を破ったり勉強に慣れなかったり集団で行動するのが苦手な人に対してかなりバッシングする文化があった…
日本の極みみたいな中学校だった。
私も例外なく勉強して偏差値を高めていた。
でも60くらいになれば満足してそれ以上は興味出なかった。
歴史や国語はまったく興味が出ず、感覚に任せていた。
趣味はもっぱらモンハンをしていた。
普通に2ndGにハマりまくっていた。
将来の夢としてゲームプログラマーを目指していたので、情報系の高校に行くことになった。
このころはそれほどゲームが好きだったのだ。
プログラマーにしたのは、周りがゲームクリエイターを目指す人が多く、同じの目指すのつまらんと思ったと言うだけだった。
高校生時代
情報系の学科に入った。
基盤に抵抗とかトランジスタとかハンダ付けしたり、C言語やったりした。
情報のベースとして二進数計算とかめちゃやった。
この時は意識が高かったので、在学中にITパスポートと基本情報技術者をとった。
ゲーム作成を仕事にしたかったのだが、授業で作りたいゲームを作って満足してしまったのでやめた。
特にこれといってやりたい感じのことがあるわけではなかった。
家の事情的に進学は難しいし、奨学金もらってまで何か知りたいことはないので就職することにした。
プログラミングは面白かったので、プログラミングできる会社に就職することにした。
新卒〜4年くらい(1社目)
プログラミングする会社に入社したけど、あまり関係ない仕事についた。
最初は技術なんて言ってられなく、ビジネスメールや上司との話し方、電話対応など基本的な対応習得に迫られた。
1年くらいでビジネス周りは落ち着いた。
その感、なんだかんだプログラムは好きだったのでJavaの資格は取った。
というか、仕事がプログラミングじゃなかったので流石にプログラミングしたかった。
資格を取ったり、現場で成果を出した(つもりでいた)が、プログラミングは出来なかったので転職した。
プログラミングはできなかったが、Windowsの細かい設定や情報セキュリティ周りには触れていた。
当時はそんな興味なかった。
一般企業のパッチ管理、社員教育、監視、インシデント一次対応は大変だった。
この辺の経験があってか、こういう防御面はあまりやりたくないと今は思っている。
やりたいとしたら、もう少し歳を取ってからかな。
社員とか経営層に舐められるんだよね、若いと。
とまぁ、結構普通に新卒を過ごしてきたのだが、あえて役に立ったことをあげるとすれば「適応力」か。
とにもかくにも新しいことをやったり、現場特有のルールがあったりしたので、馴染むことが何より大事だった。
脆弱性診断をやっている今でも、「適応力」は便利に使えている。
ただ、自分に芯がないと周りに合わせて残業したしまったり、まわりのネガティヴな空気に巻き込まれたりする。
私は絶賛芯が無かったので、良くも悪くも適応していろいろ酷い目にあったりした…
社会人4年目〜6年目(2社目)
プログラミングを仕事にした。
しかし、上司が厳しくてプログラミングを断念した。
変数名とか無駄なロジックとかで、お客さんの前で数時間単位の説教してくるのよね、、、
辛すぎて顔が歪むので、後半はマスクが手放せなかった。
「これで根を上げてたら上達できないよ?」と言われていた。
当時はそれが嫌だったのでなんとしてでもやっていたが、今思えばそんな辛い思いしてまで習得したくはない。
後、一般的な開発フローが意外とつまらなかった。
自分の作りたいものを作りたいだけで、誰かが作りたいものを作ってあげたいわけじゃないんだなぁと思った。
キャリアが途切れたので、必死にやりたいことを考えた。
この時の気持ちは揺れに揺れていた。
マルウェア解析に興味を持っていたりもしたので、プログラミング経験を積むのもアリだと思っていた。
しかし、プログラミングをするにはあまりにもつまらない…
学生時代を参考にしてゲームを作ろうともした。
面接を2社受けたけど、どっちにも「向いてなさそうだからやめときな!まだまだチャンスはあるって!落ち着いて!」と丁寧なアドバイスをもらった。
専門学校にいっめ学び直そうかと思ったけどそこまでの熱意は出なかったので諦めた。
だいぶ悩んだ末に「マルウェア解析」が残り、こっちの業界に行こうとした。
ただ、「マルウェア解析」は必要なキャリアが足りなかった。
なんかマルウェアとか攻撃分析ならそれもいいなぁと思って求人漁ったり情報を調べたりする日々が続いた。
有志の勉強会に参加したり、SECCONのカンファレンスに行ったりといった感じだ。
なんだかんだといろいろご縁があって、脆弱性診断の仕事につけるようになった。
ここでの学びといえば、挫折したことととりあえず行動したことだろうか?
今を見直すのは大切だったし、わからないことだらけでもとりあえず動き回るのも大切だった。
社会人6年目〜(いま)
いま!粛々と脆弱性診断やらペネトレーションテストやらをやっている。
1年ごとに新たな分野にチャレンジさせてもらっていて、2022年はペネトレーションテストをやっていた。
来年は何をしようかな。
終わりに
これまでのキャリアまとめだった。
誰かに向いて書いたと言うよりかは、また誰かに聞かれた時ように話す私用のメモ。
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