取捨選択が間違っていた話 エッセンシャル思考を読んで

本感想

エッセンシャル思考を読んで思うところがあったのでまとめてみました。

取捨選択が間違っていた

私がこれまで生きてきて、自分を無視した生き方をしてきたなぁと思うことがいくつかありました。

3点ほどにまとめてみました。

体調よりもタスクを優先していた

私は体調よりもタスクを優先して行動していました。

少し目が疲れていたりしても、作業が残っていればそちらを優先しました。

時間に余裕がある時だったらそれでも問題なかったのですが忙しくなった時に崩壊しました。

私の体力や精神力は無限ではありませんでした。

何でもできると思っていた

仕事でもプライベートでも何でもできると思っていろいろやっていました。

いろんな種類のことをやっていました。これも同様に忙しくなった時に崩壊しました。

ある時、抱え込みすぎて調整が効かなくなりました。

あとから振り返ると、どれも「出来はする」みたいなレベルで自分の特徴にできるものはその中でも少なかったです。

スケジュールがぎちぎちだった

みっちりスケジュールを埋めていました。

典型的なアホマインドで、今日出来なかった分は明日補おう!と思っていました。

ただでさえ無理なスケジュールなのに、日に日に無理度が上がっていきました。

それをこなせない自分自身に自己嫌悪することも多く、心身が休まることは少なかったです。

成功パラドックスにハマる

私は「成功パラドックス」にハマっていました。

いつの間にか「なんでもやる人間」になってしまっていました。

実のところ、私はつい最近まで劣等感を持っていました。

劣等感を持ってしまっていた原因は他者との比較にあります。

それは別の本を読んだり考えたりして落ち着かせる事ができました。

落ち着くまではやたらとこいつに困らせられました。

私は学歴が高卒であり、表に出せるような実力も突き抜けて取り組んできた趣味もありませんでした。

誰とどう比較しても劣等感を感じるようになってしまっていました。

ある時から劣等感を感じないようにするために必死で頑張り始めました。

頑張りはある程度報われ、自分の特徴にも気付き始めました。

私はある程度のことは取り組んで調べれば出来る体質のため、比較的成功体験は得やすかったです。

やがていろんなことができるようになりました。

それが仇となり、ワイルドカードみたいな人になっていました。

そんな状態でも、何でもこなせる自分自身というのはとても自信に溢れていました。

以前に「頑張るということを辞めた」みたいな記事も書きましたが、そこに至るまではひたすらに頑張っていました。

劣等感を解消することが出来た成功体験が忘れられなかったのです。

これが私が「成功パラドックス」にハマった原因だと思いました。

捨てる力、断る力

ここに至るまではあらゆるものを拾ってきたように感じます。

どんな職場でも不足しているものがあれば私自身が埋められるように頑張ってきました。

そんなこんなしていたら25歳になり、働き始めてから7年が過ぎました。

もう、がむしゃらに頑張るのは終わりにして良いと思うのです。

エッセンシャル思考を読んでいても共感出来るような例がいくつも出てきました。

自分自身を犠牲にしてまで優先度が低いものに取り組もうとはもう思いません。

まずは90点法を使って取捨選択をしていこうと考えています。

この方法は即効性があり、すぐに不必要なものを暴く事ができました。

次に、断る練習をしていこうと思います。

思えば、これまでの人生で断ったことってほとんど無いかもしれません。

エッセンシャル思考の中にもあったのですが、頑張り続けるほど楽なものは無いかもしれないです。

断るのが一番難しいとありましたが、たしかにどうしようかと悩んでしまいます。

見透かされたように「相手に嫌われるのを怖がる」や「関係性が悪化するのを恐れる」とも書いてありました。

何事もチャレンジするしかないので、「断る」ことにチャレンジしていこうと考えています。

終わりに

取捨選択が間違っていた話でした。

このテーマが直近で最大の課題でしたが、エッセンシャル思考が決め手で解決の方向となった気がします。

この1~2ヶ月でいろんな本を読んで考えてみたら、少し考え方が変わってきた気がします。

散歩しているだけで楽しいし、涼しい風にあたりながらのんびりしているのも楽しいです。

本当に自分がやりたいことが見えてきて毎日が楽しくなってきました。

エッセンシャル思考によって不要な点も捨てられるようになってくると、また生活が楽しくなってくるのかなと思います。

いろいろ失敗してきましたが、トータルではプラスになっているような気がします。

周りに流されず、自分なりに楽しんでいこうと思います。

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