本屋をふらついていたら目に入ったので読んでみたら強いインパクトがありました。
つらすぎて半分くらいしか読めなかった
自分を追い込んでしまう例が多くて共感できてしまうため、読んでいる自分すら辛くなってきてしまいました。
そのため途中で読むのを辞めてしまいました。
それほどリアルで生々しい描写でした。
読めた範囲では「成功したゆえに期待に押しつぶされる」エピソードが多いなと感じました。
私もこのような出来事は体験したことがあるので共感したのかもしれません。
「他人からの期待」ってなんだろうって考えてしまいます。
これが役に立つことってあるんですかね?
無理して背伸びして自分自身を追い込んでしまうだけのような気がします。
プロゲーマーのウメハラさんの講演でもありましたが、他人からの期待ってのは明確でなく、希望的観測に溢れていると感じます。
自分を大切にする
つらい状況にあっても自分自身を追い込んでしまう描写が印象深かったです。
忙しい状態でつらくても逃げ出せない、やり通さないといけない・・・
なにかに強制されている状況がつらくなるのかなと感じました。
以前「頑張ること」や「〇〇しなきゃ」ということを禁止しましたが、方向性としては正しそうです。
これは完全なる主観ですが、会社など利益を出すことを目的とした組織では個人のメンタルヘルスは気にされないと思っています。
本では「ブラック職場があなたを殺す」でデータをもとに書かれていました。
この本であった事例も基本的には利益や結果を追求した結果、それに取り組んでいた人のメンタルがやられてしまったということになるかなと思いました。
なので、利益を出す団体は期待しないほうが良さそうです。
身の回りに利害関係なく相談できる人を作ったほうが良さそうですね。
私のコミュニティでもその役割が果たせるようになると良いなと思っています。
今つらい人は読むべきではない
つらくなっていくまでの過程が描かれているので、今つらい人は追体験して更につらくなる気がします。
参考程度に読むと丁度いいかなと思いました。
個人的まとめ
- 自分のシグナルには素直に従う
- 「逃げる」という行動を選択肢に入れる
- 他人の期待は気にしない
終わりに
うつヌケの感想でした。
メンタルを病むと年単位での治療が必須となり、下手すると命を落としかねないことに強い恐怖を抱きました。
ここ最近メンタルヘルスの勉強をしていますが、インパクトは一番でした。
感情的に「絶対に無理しないでさっさと逃げよう」と思わせられる本でした。
若いうちにこのような体験が出来てよかったです。
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